2024年6月、マラウイの国民ID追加登録では、人びとが登録の順番を待った。現地紙The Nationは複数の登録センターを取材し、「People queue to get registered」と写真を示した。用紙不足や登録機器の停止が起き、場所によっては担当者が一日に扱える人数が約100人以下だった。
この列の背景には、身分証が行政サービスだけでなく選挙人登録にも結びつく事情がある。国民登録局は、2023年6月から初回登録やカード再発行のための全国的な出張登録を実施していた。列は単なる混雑ではなく、限られた窓口と機材を通って、公的な身分証明へたどり着く順序だった。
