2022年5月、スリランカの経済危機で調理用LPガスが不足し、コロンボでは数千人がガスやガソリンを求めて並んだ。Reutersが取材した運転手モハマド・シャズリーは、家族のためのボンベを得ようと三日目の列にいた。しかし、その場所に届いたのは約二百本で、待つ人は約五百人だった。

この列の固有性は、順番を守っても商品が自分まで届く保証がないことにある。列の長さと入荷数の差が、その日の不足をそのまま可視化した。三日間という待機は、家庭で食事を作るための燃料を確保するコストになった。