2019年7月、ジンバブエの銀行に外貨を現地通貨へ替える人々の列ができた。Business Dailyは、公式の銀行間相場が並行市場の相場を上回ったため、顧客がより有利な交換率と短い列を求めて銀行から銀行へ移ったと報じた。NMB銀行とSteward銀行には特に長い列ができていた。

クリストファー・マサンバは午前8時に列へ加わったが、正午になっても窓口には遠かった。記事が示す相場は、銀行では1米ドルに対して約8RTGSドル、並行市場では約7RTGSドル。通常なら速さを求めて非公式市場へ向かいそうな局面で、価格差が待ち時間を上回り、人を銀行へ戻したのである。列は現金不足だけでなく、二つの為替相場の力関係が一時的に逆転したことを街頭に示していた。