2024年、ジャカルタ南部ブロックMの24時間営業の飲茶店では、スピーカーから「241番」と注文番号が呼ばれた。店はMRT駅とタマン・リテラシ公園の近くにあり、客は店前の歩道に座ったり立ったりして料理を待った。番号制によって、一本の整った線を保たなくても受取順は維持された。

同じ地域では、店内で焼くパンやドーナツのため、週末や休日に一時間半以上待つ例も報じられた。人気商品への関心が集中すると、店の内部だけでは待機者を収容できず、歩行者の空間が臨時の待合室になる。番号の呼び出しは、人々を列から解放する一方、声が届く範囲へ留める。

241という数字は客の数そのものとは限らないが、その時点の注文を識別する。列の形が崩れても順番は消えない。歩道に散らばる人々を、一つの音声が見えない列としてつないでいた。