1930年から1934年ごろ、ニューヨークのブルックリン橋の下で、マコーリー・ウォーター・ストリート・ミッションのパン列が撮影された。米国議会図書館の目録は、施設名と橋の下という場所を題名に残している。

ブルックリン橋はマンハッタンとブルックリンを結ぶ交通インフラだが、写真が記録したのは移動する人ではなく、その足元で食事を待つ人々だった。巨大な公共構造物の下の空間が、慈善施設の入口へ続く待機場所になった。

目録は撮影年を幅のある推定で示し、人数、配給内容、待ち時間も伝えていない。したがって細部は創作しない。この資料の固有性は、都市を前へ進ませる橋と、パンを受け取るまでその場に留まる列が、同じ場所に重なった点にある。