インド・ティルマラのヴェンカテーシュワラ寺院では、無料のサルヴァ・ダルシャンを待つ巡礼者を、ヴァイクンタム・キュー・コンプレックスの区画と列で管理する。寺院当局は、閑散時でも待ち時間を5〜10時間、混雑時には35時間を超えることがあると説明する。別の公式記録では、祭日には一日15万人に達し、同日中に参拝できない人へ番号付き身分証を渡して翌朝の順番を保つ案まで検討された。

ここでは列は一本の蛇行線ではない。待機区画、時間枠、飲食や宿泊設備を組み合わせた小さな都市である。神像を一目見るダルシャンの数秒を支えるため、行政は一日をまたぐ順番そのものを設計している。