2015年10月17日、シンガポールのミャンマー大使館前で、在外有権者が総選挙の期日前投票を待った。ロイターの写真記録によれば、投票所が開く前から列ができ、数百人は前夜9時から並んでいた。投票日は11月8日だったが、国外に暮らす人々にとって選挙への参加は、まず大使館の外で長時間待つことから始まった。

この行列の固有性は、国内の投票所ではなく、移住先の都市に政治参加の順番が現れた点にある。同じ選挙ではヤンゴンでも夜明けから有権者が列をつくった。半世紀以上にわたる軍の影響下で行われた歴史的選挙を前に、国内外の列は、投票用紙に到達するまでの距離が有権者ごとに異なることも示した。