2010年2月、ハイチ地震後のポルトープランス郊外ペシオンビルで、食料配給が停止した後も約100人が列に残った。国連機関は以前の配給で職員が群衆に押し寄せられたことを受け、色と押印で受取場所と日を指定する食料券制度を導入していた。しかし当日、正規券は緑色なのに黄色の偽券が現れ、配給所は閉鎖された。入口の鉄柵の前で、人々は食べ物を求め続けた。地震から約1か月、首都圏では50万人以上が仮設キャンプで暮らしていた。券は本来、限られた食料を場所と日付に割り振り、混乱を順序へ変える仕組みだった。偽券が混じると、その順序は一斉に無効になり、正規の券を持つ人も列の先へ進めなくなった。
ハイチ · 2010
食料券の色が違い、止まった配給所に残った百人
