2001年12月、アルゼンチン政府は銀行取付けを止めるため、現金引出しを週250ペソに制限した。ブエノスアイレスでは、凍結された貯蓄を取り戻そうとする人びとが夜明け前から銀行前に並んだ。12月31日の写真にも入店を待つ列が残る。

口座に残高があっても、窓口で受け取れる額は政策で区切られた。列は現金の物理的不足と、預金へアクセスできない法的制限を重ね合わせた。自分の金を受け取るための順番が、国家への信頼崩壊を街頭へ表した。