2021年7月9日、ペルーのオンブズマン機関は、リマの五つのCOVID-19予防接種会場で長い列と人の集中を確認した。現場には1回目・2回目の接種を待つ人々が並び、妊婦、障害のある人、高齢者も含まれていた。これは予約枠や制度上の順番ではなく、接種を受けるために人々が現地で形成した物理的な行列である。

行列が映すのは、ワクチンそのものだけではない。優先的な案内を必要とする人まで同じ導線に集まると、待ち時間は安全と尊厳の問題になる。オンブズマンは保健省に対し、混雑を避け、弱い立場の利用者を適切に案内するための即時対応を求めた。リマの列は、公衆衛生の大規模な制度が、最後には一人ひとりの身体が立つ場所と順番として現れる瞬間を記録している。