1937年4〜5月、米国イリノイ州ショーニータウンのテント村で、男性、女性、子どもが食事を受け取る列に並んだ。ラッセル・リーが撮影した写真は、オハイオ川流域の洪水後に設けられた避難生活の一場面を記録している。

米国議会図書館が所蔵する農業安定局/戦時情報局写真コレクションの一枚で、列の人数や待ち時間は記録されていない。確認できるのは、被災した家族がテント村で給食の順番を待っていたという事実である。

災害後の支援は、物資が存在するだけでは届かない。仮設の暮らしのなかで、食事は家族が同じ場所へ集まり、一人ずつ受け取る列として配られていた。