2015年8月21日朝、英国ウェストン=スーパー=メアの海辺で、地元住民がディズマランドの入口に長い列をつくった。バンクシーが旧リドを改装した期間限定施設で、最初の朝は地域住民へ先行公開された。翌日から一般客を迎える予定だった。
一日4,000枚、3ポンドの前売券を出す計画だったが、サイトはアクセス集中で機能しなかった。運営側は週末を当日入場だけに切り替え、収容人数2,000人の会場で、退出者が出るたびに次の人を入れる方式を採った。
反消費主義を掲げる作品へ入るために、安い券と希少な入場枠を求める列が生まれた。皮肉は展示の中だけでなく、壊れた販売サイトと一人ずつ動く入口にも現れていた。
