2017年7月22日、米国シカゴのグラント・パークで、初の公式リアルイベントPokémon GO Festが開かれた。公式発表で告知された一日限りの催しには世界各地から約2万人が集まり、会場では一時間を超える列が生まれた。午前6時から開場を待った参加者もいた。
ところが、入場後に待っていたのは位置情報ゲームを遊ぶための十分な通信環境ではなかった。多数の利用者が同じ場所で接続したため、携帯回線やゲームのサーバーに不具合が起きた。約1万5千枚の入場券は短時間で完売していたが、長い入退場列を越えても、予定された体験に参加できない人が続出した。
この列は、画面の中で各地を歩くゲームが、初めて大規模な現実の集会を作った瞬間を示している。参加者は仮想のポケモンを探す前に、現実の公園で入場順を待った。成功したオンラインゲームが、通信容量と会場運営という物理的制約にぶつかった列である。
