コロンビア・ボゴタのラ・モデロ刑務所では、収容者に面会する家族が前日の深夜から列をつくった。首都保健局の地域診断は、午後9時ごろから子ども、女性、高齢者を含む家族がマットを持って到着し、路上で夜を越す状況を記録する。列の位置は4万〜15万コロンビア・ペソで売られることがあり、場所によって価格が変わった。

待機の周囲には、食品、服やサンダルの貸出、荷物預かり、即席の子ども預かりまで非公式な商売が生まれた。平均的な家族は交通、食事、容器、履物、荷物保管だけでも費用を負担したという。これは忍耐を称える行列ではない。限られた面会枠と不十分な管理が、家族に時間と金銭の二重の負担を課し、順番そのものまで商品へ変えた記録である。