2023年4月6日、ブラジル・アラサトゥバのPeixaria Araçáでは、聖金曜日を前に客が店外へ並び、番号札で購入順を待った。カトリックの肉食を控える慣習により、魚介店にとって聖週間は年間最大の繁忙期になる。地元紙O Liberal Regionalによれば、売上は通常期の最大2倍に達し、店は配達員を3人増員して計18人で対応した。それでも当日客は集中し、ティラピア、メルルーサ、タラ、エビなどを求めて列になった。店主は事前注文を勧めながら、窓口では番号札で順番を保った。宗教上の節制は食べないものを定めるだけではない。代わりに選ばれる食材の需要を一日に集め、魚屋の人員配置と待機制度まで変える。この列の中心にあったのは、禁欲と商売が接する具体的な番号だった。