2024年10月、ハノイのクオンハー通りにあるバインミー・ラムでは、毎朝、学生と出勤途中の客が持ち帰りのパンを買う順番を待っていた。Ngôi Saoの記事は、短い通りに三つのパン店があるにもかかわらず、この店に多くの学生が並ぶと記す。理由は量だけではない。パテ、肉でんぶ、香菜、薄切りキュウリに加え、手間がかかるため他店では既製品へ置き換えられがちな昔ながらの赤いソーセージを使う。一本2万5千ドンの朝食は、流行のソースを重ねず、店主が守るハノイの古い味を前面に出していた。列は新奇な限定品ではなく、通学と出勤の時間帯に、食べ慣れた味を持ち出すためにできる。毎朝の反復が、赤いソーセージを都市の記憶として残している。
ベトナム · 2024年10月
ハノイの通学路に残る赤いソーセージ
