2020年4月16日、バルバドスでは感染症対策として、姓の頭文字ごとにスーパーを利用できる時間が割り当てられた。CからFで始まる人は午前8時から11時。その枠を逃すまいと午前6時半から集まり、最長三時間待った客もいた。別の時間帯のRからZの客まで早くから次の列を作った。
制度は店内人数を減らすためだったが、需要を三時間に圧縮し、駐車場から道路へ渦巻く列を生んだ。床の約1.8メートル間隔の印、マスク、入店時の消毒で秩序は保たれたものの、姓という普段は買い物と無関係な属性が、その日の順番と利用可能時間を決めた。
