2025年2月20日、モルディブの首都マレで、政府がラマダン用のツナ缶を無料配布すると大きな列ができた。現地報道The Editionの写真記事は、箱を受け取る人々の列を複数の写真とキャプションで直接記録している。配布はマレだけでなく、ヴィリマレとフルマレでも月末まで続ける計画だった。
魚、とりわけツナは島国の食生活と産業を象徴する。その缶詰が、断食月を前に世帯単位の箱で配られた。ここで人々が待っていたのは珍味ではなく、日々の食卓に組み込まれた国民的食品だった。列の先で手渡される同じ箱が、宗教暦と行政配布を結びつけていた。
