2024年6月、中央アフリカ共和国の首都バンギでは、給油所の前に二輪車と自動車が集まり、長い列ができた。現地放送局ラジオ・ンデケ・ルカは、マラベナ交差点のTradex給油所を写した写真とともに、市内各所で燃料が少しずつしか販売されず、時には半日待つ人がいたと報じた。

列の原因は燃料不足だった。給油機までたどり着いても、必要な量が買えるとは限らない。車やバイクを仕事に使う人にとって、待つ時間は移動できない時間であり、収入を得られない時間でもある。ポリタンクを手にした人も、車列の横で同じ供給を待った。

燃料の列は、都市の動きが細い一本の供給線に集まる場所だ。前の一台が進むたび、通勤、配送、家族の移動といった別々の予定が、少しずつ再び動き出す。