2008年1月4日付のZimbabwe Independent掲載記事で、ハラレの銀行利用者は一日の手順を一人称で記した。口座への送金が反映されたか分からないため、まず残高照会の列へ入り、その後、より長い現金引き出しの列へ移らなければならなかった。記事は銀行ホールに長い列が常態化し、朝6時から待つ人や、何週間も現金を得られない人がいたとも伝える。

口座に数字があっても、紙幣を手にできなければ食料や薬は買えない。極端なインフレと現金不足のなか、確認と受け取りが別々の窓口になり、一度の用事が二つの待ち時間へ分かれた。列の人々が話していたのは経済理論ではなく、葬儀、通院、家族の食事に必要な現金だった。銀行の二つの列は、金融危機が日常の時間をどのように奪うかを具体的に示している。