2018年7月、ガーナの首都アクラでは、断水した地域の住民が、まだ暗い午前3時から水の列に加わった。ダンソマンでは一週間以上ほとんど水が出ず、低い水圧で短時間だけ流れる蛇口を逃さないため、人々はバケツや容器を持って順番を待った。ブブアシエでは、水を販売できる場所にも長い列ができた。
不足は家庭の飲み水だけに影響したのではない。アダブラカでは、調理に必要な水を確保できず、食堂が仕込み量を減らし、日雇いの従業員を休ませた例も報じられた。給水設備の不調は、台所から仕事まで、一日の時間割を組み替えていく。
この行列の時計は、店の開店時刻ではなく、水が管を通る短い瞬間に合わせられていた。夜明け前に起き、低い水圧が尽きる前に容器を満たす。蛇口の不確実さが、人々の睡眠と仕事を同じ一本の列へ結びつけた。
