キューバの銀行、バス停、配給店などでは、到着した人が「¿El último?(最後は誰?)」と尋ね、自分の直前の人を覚える。ワシントン・ポストは2015年、買い物のため複数の列を渡り歩き、近くの人が互いを覚えることで一時的に列を離れられる仕組みを報じた。

身体が一直線に並び続けなくても、順番は人の記憶に残る。待つ時間を少し別の用事へ振り分けられるのは、見知らぬ者同士が互いの位置を預かるからだ。