2015年3月、ブラジル・サンパウロ州ペナポリス市の公立校EMEF Armelindo Artiolliで、児童が給食を受け取る列をつくった。市の報告によれば、この日の献立は米、豆、魚のフライ、サラダ。市が前年に幼児向け給食へ導入した魚を小学生にも広げ、児童の反応を確かめる訪問だった。

ブラジルでは学校給食が教育を支える公共制度として根付いている。しかし制度の規模だけでは、一つの学校の待ち方は分からない。この記録は、具体的な学校、時期、献立、列を結びつける。子どもたちは同じ皿へ順番に近づき、初めての味に出会う。給食の列は、栄養政策が一人分の昼食になる直前の場所である。