2011年の干ばつ下、ジブチ市近郊の非正規居住地で、女性と子どもがユニセフ支援の給水地点に列をつくった。ユニセフの写真説明は、この国を世界で最も水の乏しい国の一つとし、アフリカの角の干ばつで特に深刻な影響を受けたと記録する。当時、約12万人が食料、医療、飲料水、衛生設備の深刻な不足に直面していた。
列の先にあるのは選べる商品ではなく、容器へ移す生活用水だった。給水地点は不足を緩和する一方、供給場所と時間を一か所へ集約する。水を運ぶ役割を担うことの多い女性と子どもの待機は、水危機が家庭の日課として現れる瞬間でもあった。
