2018年1月、スーダンの首都ハルツームで、パンの価格が一夜で倍になった。住民はベーカリーの外に並び、1個を買うために1時間近く待った。製粉業者が小麦粉50キロ袋の価格を167スーダン・ポンドから450ポンドへ引き上げたためだった。

パン屋は、手持ちの小麦粉が尽きれば営業を止めるしかないと訴えた。民間企業に小麦輸入を委ねる政策変更と外貨不足が供給を圧迫し、ある会社員は家族のパン代が一日20ポンドから40ポンドへ増えたと話した。月収3,050ポンドに対し、パンだけで月1,200ポンドになる計算だった。

列で待つ一時間は、単なる人気商品の待ち時間ではない。輸入政策、通貨、補助制度の変化が、毎日の主食を買う順番にまで届いた瞬間だった。