1945年9月、中国・揚州の民間人抑留所キャンプCで、人々が食事を受け取る列に並んだ。オーストラリア戦争記念館の写真目録は、背景の丸窓がある切妻屋根の建物を食堂と特定し、被収容者がそこで食事を待っていたことを明記している。
キャンプCには、上海、南京、揚州などから移された英国籍を中心とする民間人約750人が収容され、子どもも含まれていた。1945年8月に解放されたあとも、食べるという日課には人数分の順番が必要だった。列を美談に変えるべきではない。抑留は本人の意思によらない拘束であり、食事の列もその生活条件の一部だった。だからこそ、この写真は「待つ」という共通の動作が、自由な買い物の場と強制された生活の場ではまったく異なる重みを持つことを教える。
