2020年10月25日、チリでは新憲法制定の是非を問う国民投票が行われた。投票所には若い有権者を含む長い列ができ、新型コロナウイルス対策として人と人の間隔が取られた。現地報道は、多くの会場で列が長く見えても、実際の投票手続きは10分ほどだったという各地からの報告も伝えている。

この行列の特徴は、参加者の多さと感染対策が同時に列の長さを決めたことだ。国民投票は当初4月に予定されていたが、感染拡大を受けて10月へ延期された。2019年の社会運動から生まれた憲法をめぐる選択は、投票所の外では距離を保つという新しい身体的な順序によって実施された。