ポーランドでは1976年、砂糖を一人月2キロまで買える商品券が導入された。しかし公的教育資料は、券があっても長時間の列に並び、商品を得られないことがあったと説明する。1980年代には肉、バター、洗剤、ガソリン、菓子、たばこ、酒へ配給が広がった。

券は購入資格と上限を定めるが、店に十分な在庫を生み出さない。人びとは入荷情報を頼りに夜から店先へ並び、紙の権利を実物へ変える順番を待った。

この列の核心は、配給券と行列が同じ不足を別々に管理したことだ。券は誰に権利があるかを決め、列は在庫が尽きる前に誰が受け取るかを決めた。