2007年、タイ南部ナコーンシータンマラートで、ジャトゥカーム・ラーマテープ護符を買うため一万人以上が学校の敷地に泊まり込んだ。『バンコク・ポスト』は、護符の製作元であるワット・プラ・マハータートへ大勢が押し寄せ、寺院の開眼儀礼の予約が年末まで埋まったと報じた。

護符は1987年に作られ始め、守護や富をもたらすという評判が広がった。2007年の流行では、宗教的な効験だけでなく、限定品の再販売価格も需要を押し上げた。ホテルが週末ごとに満室となり、地域経済へ週一億バーツをもたらすとの推計まで出た。

候補台帳の年代は「20世紀後半」だが、実在する巨大行列を確実に確認できるのは2007年であるため、本文では年代を訂正した。護符は不安を和らげる小さな物だったが、それを求める列は市場の期待を増幅した。信仰と投機が同じ敷地で夜を越したのである。

護符の供給を増やせば熱狂が収まるとは限らない。新しい版や開眼日が限定性を生み、列の長さ自体が人気の証拠として次の買い手を呼んだ。

品質確認:Bangkok Postの2007年4月9日付記録は、ナコーンシータンマラートで人気護符の販売を一晩待った人々を直接記録する。