2023年4月、カイロ中心部の菓子店前で、イード用のカアクを受け取る人々が列を作った。エジプト紙Al-Dostorの市場取材では、客はそれぞれ予約時のレシートを持ち、事前注文した箱の受け取り順を待っていた。ある客は毎年同じ店で買う理由を、良質なギーと材料への信頼だと説明した。家庭で親族と焼く習慣も残る一方、時間の変化から既製品を選ぶ家庭が増えていた。この列では商品を選ぶ時間より、すでに確保した箱を照合して渡す手続きが順番を作る。予約は品物を保証しても、受け取りの待機までは消さない。宗教祝日の伝統、家庭製造から店舗購入への移行、レシートによる本人確認が、同じ歩道上の列に重なっていた。