2021年1月11日、リマ北部コマスのBanco de la Nación前で、高齢の年金受給者が四区画に及ぶ列を作った。ペルーのRPP Noticiasは、午前3時から来た人がいたこと、待つ人向けに椅子の貸出まで現れたことを現場で確認している。目的は、19990号法の対象となる退職者へ支給される930ソルの一時金だった。支給日は姓の頭文字で四日間に分けられ、この日はAからCが対象だった。ところが記事によれば、給付は通常の年金口座へ自動入金され、受給者が銀行で手続きをする必要はなかった。それでも列は伸びた。制度上は来店不要でも、給付を確実に受け取りたい人々にとって画面や通知だけでは安心にならない。四区画の列は、現金へのアクセスだけでなく、制度への信頼を窓口で確認しようとする行動を可視化した。