トリニダード・トバゴのアリマにあるダブルス屋台で、2024年5月、ある客は列に加わって自分の番を待った。ところが後から来た客が先に提供された。理由を尋ねて初めて、店には持ち帰り用と、その場で食べる客用の二つの列があると説明されたという。店頭に案内表示はなく、客は購入せずに帰った。

この待機の固有性は、順序が崩れたのではなく、二つの順序が見えないまま併存していた点にある。ダブルスは揚げパンのバラにひよこ豆のカレーを挟む朝の屋台食だが、サービス方法が分岐するなら、列の入口でその違いを伝えなければならない。一人の否定的な利用記録は、列が床の上の形だけでなく、共有されたルールによって成立することを示している。