2008年4月、エチオピアのアディスアベバで、低所得の住民が国営の穀物販売所に並び、小麦を購入した。人道報道機関IRIN(現The New Humanitarian)は、開店30分前に到着した女性が小麦を買うまで三時間待ったと記録している。写真にも、販売所前の物理的な列が残された。
世界的な食料価格上昇のなか、政府は低所得層向けに補助価格の小麦を販売していた。利用者は一定期間ごとに販売所へ戻り、家族の主食を確保した。列の乱れを心配しながら待つという証言は、価格政策が生活を支える一方、その支援を受け取るために時間と体力が必要だったことを示す。
