2024年3月、パキスタンのセーワンでは、聖者ラール・シャーバーズ・カランダルの第772回ウルスに推定50万人が集まった。参拝者は保安検査を受け、廟へ秩序立って入り、墓の近くで数分祈ると、後ろの人のために場所を空けた。入口と出口には金属探知機を備えた検査ゲートが置かれた。

大人数の参拝を成り立たせたのは、祈りの長さまで含めた譲り合いだった。緑のチャドルを携えた集団、家族、遠方から列車で来た人々が、同じ入口を順番に進んだ。列は信仰を制限するだけのものではなく、できるだけ多くの人が聖者の墓前へ近づくために共有された時間の配分でもあった。