2015年2月、コソボから西欧を目指す移動が急増し、プリシュティナのバスターミナルにはベオグラード行きの乗客が集まった。Reutersの映像記録には、バスを待つ人々、乗車を試みる群衆、列に並ぶ少女が映る。多くの人はセルビアを経てハンガリー国境へ向かった。

この列の固有性は、通常の都市間移動の乗車順が、事実上の国外脱出の第一段階になっていた点にある。行き先表示はベオグラードでも、乗客にとってバスはさらに先のEU圏を目指す旅の入口だった。