新型コロナウイルスの流行で失業が急増した2020年、米国ではオンライン申請だけでは手続きを進められない人々が、対面支援を求めた。ロイターの写真記録には、失業給付の申請について助けを得るため、開所前のキャリアセンターの外に人々が列をつくる様子が残っている。

この列の固有性は、給付そのものを受け取る順番ではなく、複雑な申請を完了するための人間の助けを待つ順番だった点にある。制度がオンライン化されても、画面上で解決できない問題は窓口の営業時間へ戻り、開所前の歩道に物理的な列をつくった。