2022年、ソマリア・プントランドのハジ・カイルでは、朝から日没まで子どもが動物を追い、水場に列ができた。UNICEFによれば、4季続く干ばつのなか、約350万人が深刻な水不足に直面していた。太陽光で動く深さ400メートルの井戸は、約1万8,000人、子ども3,000人と家畜へ水を供給した。

設備には5万リットルの貯水槽、二つの家畜用水槽、住民用の給水所がある。牧畜民アブディリザクは、230頭のヤギ、羊、ラクダが家畜用水場に並ぶのを見守った。

ここでは人の列と家畜の列を切り離せない。家畜の健康が乳、肉、収入、子どもの生活を支えるため、水の順番は家族の生計そのものを配分していた。