2005年末から二か月、イエメンの首都サヌアでは、ソマリア難民が夜明け直後から移民省の外へ集まり、新しい身分証のために並んだ。UNHCRの同時代報告は、門の片側に男性、もう片側に家族が待ち、出生証明書や旧身分証を職員へ示したと記す。第一段階で登録・再登録されたのは16,758人。手続きでは出生地、到着日、民族、職歴、教育、特別な支援ニーズなどを電子登録し、ウェブカメラとカラープリンターを使った。ソマリア出身かを確かめるには共同体の長老も加わり、完了した人にはUNHCRとイエメン政府が署名した2年間有効の写真付き証明書が同日発行された。カードは国内移動、医療、教育へのアクセスを助けたが、国外渡航文書ではなかった。海を渡って逃れた人々にとって、列の終点は単なる登録番号ではなく、国内で日常を営むための証明だった。同時に政府とUNHCRにとっては、都市に散らばる難民の人数と必要を把握する制度の入口でもあった。