1907年から1917年の間、エリス島移民局の登録机で、一人の男性が順番を待ち、その後ろにも人々が列をつくっていた。米国議会図書館の写真目録は、座った入国管理官と、机の前の男性、背後の列を明記する。写真はベイン・ニュース・サービスによるもので、ジョージ・グランサム・ベイン・コレクションに収められている。個々の移民の名前、出身地、審査結果はこの記録からは分からない。だから、この一枚だけで特定の人生物語を組み立てることはできない。一方、行列の目的は曖昧ではない。到着者が米国への入国手続きに進む登録机の前で、行政官に一人ずつ扱われる順番を待っていた。大量移民の歴史を船の到着数で見ると消えてしまう、制度との一対一の接点がここにある。
米国 · 1907–1917年
登録机の前で待つ、エリス島の移民たち
