ケニアのダダーブ難民キャンプ群では、女性と子どもが毎日、強い日差しの下で水を求めて並んだ。UNHCRの記録は、約23万人が暮らす三つの過密なキャンプで、新規登録の待機と給水の列が同時に日常化していたことを伝えている。
水の列は施設の人気によって生まれたのではない。人口増加に対して水源と配給能力が追いつかず、生活に不可欠な量を順番に受け取る必要があった。
容器を満たすまでの待機は、キャンプの規模を最も身近な単位で示した。何十万人という人口統計が、一家の一日分の水を待つ人びとの列になって現れていた。
