2017年、ウガンダでは携帯電話のSIMカード再登録に国民IDが必要となり、国民識別登録庁(NIRA)の窓口に需要が集中した。政府系紙New Visionは、期限直前の駆け込みで長い列と混乱が生じ、登録・カード受取拠点を増強したと報じた。国民IDは通信だけでなく、旅券や金融など多くの手続きの入口でもある。
列で待っていたのは一枚のカードだけではない。そのカードによって先へ進める複数の生活手続きだった。行政の一つの窓口が詰まると、別の場所で必要な時間まで止まる。その連鎖が、国民登録の列を長くしていた。
