2024年3月2日、テイラー・スウィフトのシンガポール公演初日、ナショナル・スタジアムの外では数百人が公式グッズを買うため列をつくった。CNAは、ファンが雨と日差しの両方に耐えながら、Tシャツやパーカーなど最大105シンガポールドルの商品を待ったと報じている。
公演は6日間にわたって開催され、会場には楽曲やアルバムをもとにした服装のファンが集まった。グッズ売り場は、単なる物販窓口であると同時に、会場へ入る前からファン同士が同じ作品世界を共有する場所になった。待ち列の周囲では衣装を見せ合い、手作りの友情ブレスレットを交換する文化も見られた。
コンサートの列には、入場を待つ列と、記念品を手に入れる列が重なりやすい。ここでは公演そのものが始まる前に、ファンであることを示す品物と交流が一日の体験を形づくっていた。天候の変化をまたいで続く列は、音楽イベントが舞台の内側だけで完結しないことを伝えている。
