2016年、リベリア統計局のモンロビア事務所で、出生登録を求める列がプラスチック椅子を過ぎ、廊下へ伸びていた。52歳の女性は米国の教会会議へ行く旅券申請で初めて出生証明書の必要を知り、21歳の女性は国外の大学入学、25歳の男性は戦争で失った証明書の再発行のため並んだ。法律は出生後14日以内の登録を求めていたが、2007年の5歳未満登録率は4%。かつて登録場所が首都に限られ、内戦で紙の記録も失われた。政府とユニセフは診療所の予防接種担当者や地域ボランティアにも登録を広げ、2013年には25%へ改善したが、エボラ流行で翌年の登録は39%減った。列には新生児だけでなく、人生の途中で旅券、進学、移住に証明が必要になった成人も並んだ。