ブラジル・ミナスジェライス州は2024年までに、自閉症者識別カードCipteaを2万2,633人へ発行し、727自治体をカバーした。カードは公共・民間サービスでの迅速な対応と優先利用の権利を示す。ある父親は、息子がスーパーや保健施設の優先列を使った際、周囲から疑問を呈されて困った経験を語った。

このカードが示すのは列を飛ばす特権ではなく、外見から分かりにくい支援ニーズである。優先列という制度があっても、利用資格が周囲に理解されなければ当事者は説明を強いられる。身分証は、その説明を一枚の公的記録へ移した。